リサイクルトナーについて説明します。
リサイクルトナーとは使用済みの純正カートリッジを回収した後に、専用の工場で洗浄されてから再び使えるようにしたカートリッジです。関連資料>>リサイクルトナーカートリッジ - トナプロ
基本的な構造は純正品と同じですが、使用済みのトナーを修理し、加工を施しているので、細かいところが違う場合があります。使用済みのトナーを再利用しているため、非常に安い価格で入手することができます。リサイクルトナーは本来捨てる予定だった使用済みのトナーカートリッジを再利用しているため、非常に地球に優しい商品になっています。
また、自分の使っているプリンターの型が古い問題でメーカーの都合で廃番になった商品でもリサイクルトナーで取り扱っている場合があります。古いプリンターを使っていて店頭で欲しいカートリッジがなかった場合はリサイクルトナーを探してみると見つかるかもしれません。
リサイクルトナーのデメリットとして使用済みで純正のトナーに比べて不良品の確率が高い場合があります。メーカーもあらかじめ不良品が入っていることを想定してリサイクルトナーの販売をしているので、もし不良品だった場合のサポートが手厚い場所が多くあります。
万が一リサイクルトナーが原因でプリンターが故障した場合でも販売店が保証してくれるところもあるのでサポートの手厚いお店を探すのが大事になります。
リサイクルトナーを買うときはサポートが大切
リサイクルトナーが安い理由の一つとして、純正メーカーがプリンタを安くして純正トナーで利益を稼ぐ商法にあります。プリンタ本体を安く売ったあとにトナーが必要になるたびに何度も高額で買わせるという方法で純正メーカーは利益を稼いでいます。
リサイクルトナーの場合は使用済みのトナーを仕入れてトナーを充てんしてから再び市場に流すので純正品の半額以下にしても利益が取れる構造になっています。リサイクルトナーは2~3%の割合で不良品が送られてきてしまう場合があります。
その時に注意することはサポートがしっかりしているかどうかです。サポートがしっかりしている会社なら不良品が送られてきてもすぐに新しい商品と交換してくれる等のサポートがしっかりしています。
リスクも踏まえた上でリサイクルトナーを選ぶようにしましょう。
それ以外のリサイクルトナーを選ぶポイントは生産地です。日本国内産のものと海外産のものがあります。生産向上や生産国によっても品質は異なるので注意が必要です。リサイクル品の保証には業者によっては通常の製品保証だけでなくプリンタ本体故障や返金保証までついてくるものもあります。
業務用で使う場合には特に不具合時の対応内容やスピードが大事になってきます。上手にリサイクルトナーを活用して固定費である印刷費を安くしていきましょう。